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春日書房は、空気調和(空調)・給排水衛生・電気設備の設計・施工・見積・積算の実務に関する実用書を専門に取り扱っております。 宇佐美 彬(春日書房創業者)
私は、半世紀以上もの 間、いろいろな建築設備関連の書籍を企画、編纂してきましたが、一貫して、“この1冊で大丈夫”というコンセプトの本をつくり続けてきました。
本来、設計、施工、積算の本というのは、1ページ目から最後のページまでを一気に読み通すという性質のものではなくて、とりあえず、最新の情報に更新されていて、実務上で確認を要したり、自分の理解が正しいか再確認したり、わからないところを調べたりといった機能を担うはずで、困ったときのお守りとして「積んでおく」というのがよくある実用書の使われ方(いわゆる「積ん読」)です。

普段は積んでおくだけでも、いざという時に役立つ本であるためには、
①情報は最新であること、
②カバーしている範囲が広いこと、
③さまざまなケースに関して、しつこいぐらいに詳細に説明があって、目の前の問題に自力で対処できること、
というのが大前提となります。
”よくわかる・・・”、”誰でもわかる・・・”という類いの数十ページの薄い本を、書店店頭でよく見かけます。厚い本の内容を要約して抽象的に纏めることによって、ボリュームを抑えているため、実務者として直面した問題を解決するには、物足りないと言わざるを得ず、やはり、それなりの分量とそれなりのカバー範囲、レベルが必要になってきます。
全体を知らぬうちに要約ばかりを読んでも、体系的な理解には至りません。弊社の本は、1,000頁を超える分厚さの本が多いのですが、上記を踏まえると当然の帰結でもあり、弊社の本で実務上の問題を解決する、もしくは解決する糸口を発見できるように、工夫して編纂されています。
このホームページで紹介する本は、どれも私の建築設備の実用書企画、編纂生活<半世紀超>の集大成として行き着いた実用性に富んだ実務解説書です。
是非とも皆さまの傍らにいつも置いておいていただき、困ったとき、迷ったときにお役立ていただければ幸いです。

実用書を使う場面は様々です。
現時点では初学者で、近い将来の実務デビューに向けて本などで勉強している方、目の前の実務を本を頼りに何とかこなしている方、大抵のことはわかるが自信のないところを本で確認する方などなど、本の使い方も三者三様です。
私が長らく建築設備関連図書の編纂に携わってきましたが、その間、執筆いただく官公庁の方々、ゼネコン・サブコンの方々、読者になっていただいたことがきっかけでそれ以来、お付き合いいただいている水道・空調・電気の設備業者の方々など、数多くの方々と接点を持ち、常に生の情報と接しています。
「実用書に求めること」。
それには、いろいろなご意見、お考えがありますが、みなさんが共通して最大公約数的におっしゃるのは、「やっぱり、薄っぺらな本じゃ何冊あっても役立たない」、「(わかっている人も、わからない人も)実例がたくさんないと実務では使えない」、「実務書には、実際の仕事と本に紹介されている事例と比較参照しながら、自分が正しく理解している、もしくは正しく理解したことを確認できる、そんな役割があって、その役割を果たしてくれないと結局は役立たない」といった主旨です。

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